対象:i-gotU GPSロガー シリーズ
対象アプリ:i-gotU GPS PC用
※スマホ用アプリは、アプリ内のユーザーガイドをご参照ください。
はじめに
i-gotU GPSシリーズは、シンプルなデザインが特徴です。
ボタン1つのシンプルすぎる製品の為、設定を「i-gotU」アプリで行ない、動作テストをされる前に、「初期不良ではないでしょうか」とご連絡をいただくことがございます。 しかし、お客様からの初期不良や商品不具合のご連絡で、当社で動作テストを行なったところ、製品不具合が確認できないケースが、ほとんどです。
当社での動作テスト方法をとりまとめましたので、まずは「製品状態の確認方法」にてお試しくださいませ。
【重要】GT-600B/GT-120Bでは、過去アプリの「@trip」は対応していません。ご注意ください。
このページには、お問い合わせでいただく、よくあるご質問の回答を記載しております。
問題が発生した場合、まずこちらをご確認ください。
▶GPSロガー本体のボタンを押しても電源が入らない・充電ができない
GPSの補足精度を上げる機能はありません。
i-gotU GPSロガーは車載用のGPSカーナビと異なり、小さなGPS受信機を使用しております。 小動物の行動範囲の情報収集などに利用できるサイズを想定しているので、小型です。
GPSロガーは、受信出来ればcm単位やm単位での精度が得られると勘違される方が多数おられますが、 GPSの位置誤差は常に数メートルあります。極端に悪い場合は100m以上となる場合があり、以下の誤差のが合わさって生じています。
GPS誤差の原因
・天気(水蒸気、雲)の影響
・建物や山の反射(マルチパス)
・政府による意図的精度低下
・GPS側衛星の時計誤差
・衛星軌道情報の誤差
・大気遅延(電離層・対流圏)
・太陽フレアなど太陽活動が激しいと急激な誤差。地域により遅延量が異なる。
・「プラズマバブル」大気重力波による影響
・受信機側の時計誤差
・その他ノイズや信号減衰(携帯電話、電子機器と干渉、妨害電波<ジャミング>など)
・GPS衛生のシステム障害
・衛星の配置・補足数不足
GPSロガーは、充電が切れるか、内蔵メモリを使い切ると動作しなくなります。
i-gotU GPSの設定により、使用可能な時間を長くすることができます。
GPS ロガーを USB ポートに接続し、メインメニューバーの「デバイス設定」をクリックします。
デバイス設定画面が憑依jされるので、「トラッキング間隔」を変更します。
トラッキング間隔
1 秒から 60 分の範囲のトラッキングログ間隔を構成します。
トラッキングログ間隔が短い場合、デバイスのメモリ消費が早くなりますので、変更を推奨します。
スマートトラッキングの有効化
チェックを入れ設定するとトラッキング速度が変化するにつれて、記録間隔が指定された時間に変更されます。
循環記録
チェックを入れると GPS ロガーは、メモリが一杯になった場合でも記録を続けること ができます。メモリがいっぱいになると、デバイス内の最も古い記録が上書きされます。
充電が切れると動作は止まります。
GPSロガーには、内蔵メモリにログデータが保存されます。
内蔵メモリの保存領域がなくなった場合、ボタンを押しても動作しません。
i-gotU GPSにデータをダウンロードし、メモリを消去してください。
メモリが消去され、充電が残っている場合、ボタンは再度使用できます。
i-gotU GPSロガーは車載用のGPSカーナビと異なり、小さな受信機を使用しております。
起動した最初のGPSレーダー捕捉には、約30秒~2分程度かかることがございます。
御使用の際は、遮蔽物の少ない場所で、ご使用ください。また曇が多いなどの天候に左右されることもございます。
うまく受信されない場合は、一度電源を切り、再度、遮蔽物の少ない見通しの良い位置で、電源を入れていただくと、GPS捕捉が早い場合がございます。
ワイヤレス通信で10m離れた距離までは、スマートフォンとワイヤレス接続できます。
但し、本製品はSIMカードを使用できませんので、10m以上離れた場所でのGPSデータ発信端末としての機能はございません。
あくまでも、デバイスで行動を記録(ロギング)し、PCやスマートフォンと接続することで、行動記録をデータ化し保存するものになります。
デバイスの改造や、バッテリの交換などはメーカーでは、一切推奨しておりません。
デバイスの改造は、当社保証対象外となります。
シリアルナンバーシールが剥がれている場合、i-gotUのロゴなどが削れている場合なども、保証対象外となります。
バッテリの交換につきましても、当社では行なっておりません。
GPSロガーをバッテリが切れるまで使用した場合、下記症状が発生します。
・ボタンを押しても反応しない
・PCに認識されない
理由は、デバイスのバッテリが完全に空の状態のためです。
【解決方法】
1.PCに接続する際にも、デバイスには少量の充電容量が必要なため、まずGPSロガーを充電してください。
2. GPSロガー を充電後、一度ケーブルからデバイス取り外し、ランプ消灯後、PCに接続してください。
3.PCに繋いで充電していた場合は、一度ケーブルからデバイス取り外し、ランプ消灯後、再度接続してください。
しばらく使っていなかった場合でも、この方法で接続いただくと復帰します。
【バッテリ充電時間】※出力側が500mAhでの概算充電時間になります。
GT-120:約4時間 (2回目の充電からは、約2時間です)
GT-600:約4時間
【バッテリ駆動時間】
バッテリー稼働時間は、デバイスのログを記録する間隔に依存します。
GPSロガー(GPSデバイス)のファームウェアアップグレード版をメーカー側が配布する場合がございます。
PCの場合
接続し使用していると下記の画面が開きます。
アップグレードをクリックして、ファームウェアをアップグレードしてください。
注意事項:ファームウェアのアップグレード中は、ケーブルを絶対に抜かないでください。
↓
スマートフォンの場合
PCと同様に、接続中にポップアップでアップグレード画面が開きますので、タップして勧めてください。
注意事項:ファームウェアのアップグレード中は、Bluetooth接続を絶対に解除しないでください。
GPSロガーは、i-gotU GPSで、ボタンを押しても動作しないようにする設定があります。
デバイスボタンの状況は下記の方法で確認可能です。
デバイスのボタンを長押し(約3~4秒程度)してください。
●バッテリ電源残量がある場合:青LEDが点滅し、GPS衛星を探しはじめます。
●バッテリ電池残量が残り少ない場合:赤LEDが点滅し消灯します。この状態ではGPSログデータの取得はできません。
●バッテリ電池残量がない場合:青赤LEDは点かず、ボタンはロックされます。充電してから、再度お試しください。
●メモリ使用量に空きがない場合:赤LEDが点滅し消灯します。
青赤LEDは点かず、ボタンはロックされます。ログデータをアプリへアップロードしてから、ログデータを削除し、再度お試しください。
●スケジュール設定をしている場合:アプリ上でデバイスを「週次スケジュールに合わせてGPSを有効化する」に設定変更されている場合、デバイスのボタンはロックされます。
スケジュール設定を解除したい場合は、設定を「手動アクティブ化」に変更してください。
またボタンコントロールの有効化にチェックを入れてください。
●「充電で電源をオンにする」を選択している場合:デバイスボタンはロックされます。解除したい場合は、アプリでデバイスリセット(初期化)をする必要があります。
上記、以外でのボタン動作の不具合がある場合、当社カスタマーサポートへご連絡くださいませ。
・モバイルバッテリでの充電:GT-600B/GT120Bともに可能です。
・モバイルバッテリ電源供給での使用:GT-600Bのみ
※GT-120は外部電源非対応になります。
GT-600Bのみ、外付けのUSBモバイルバッテリの電源をオンにすることで、GPSをオンにする動作設定ができます。この設定では、内蔵バッテリーが無視され、外部電源に依存されます。
※週次スケジュール設定の場合、動作しません。
※この設定をした場合、内部バッテリは無効になります。
設定方法:
i-gotU GPSの「デバイス設定」→2ページ目
「充電開始時にGPSをオンに切り替える」を選択し、「次へ」をクリック。
▶PC用「i-gotU GPS」本体とアプリの設定変更(参考)
設定画面
※通常設定のまま、外付けのUSBモバイルバッテリなどをGPSデバイスのUSBへ接続すると、充電モードになり、GPSの記録がとまってしまいますので、動作時間は延ばせません。
充電ができない・本体ボタンを押しても電源が入らない・ログが取得できないなどの場合、
下記リンクページの対処方法をまずお試しくださいませ。
▶充電ができない・本体ボタンを押しても電源が入らない・ログが取得できない場合の対処方法
対象:GT-600B / GT-120B / GT-600 / GT-120
アプリ:i-gotU GPS
本体に異常を感じた場合、以下の方法で状態を確認することができます。
【 動作テスト方法】
1.デバイスをフル充電する
2.デバイスの設定状況を確認
3.デバイスをリセットする
4.デバイスのボタン動作を確認
5.屋外にてデバイスでGPSを補足し、LED点灯状況を確認
6.i-gotU GPSを起動し、デバイスをPCへ接続
7.ログデータの取得を確認
【動作検品 確認ポイント】
当社での動作テスト時の確認ポイントです。ご参考いただき、動作テストをお願いいたします。
Aバッテリをフル充電する
まずデバイスのバッテリをフル充電してください。(約4時間程度)
PCのUSB端子またはUSB充電機器からの充電になります。
電源がフル充電されると、赤LEDが消灯します。
※PCのUSB端子からの充電の場合、i-gotU GPSアプリを閉じてから充電してください。
※USBハブなどをご利用の際は、お持ちのUSBハブの最大出力容量以下の接続 数でご使用ください。
※バッテリ充電には一般的な500mAh 以上の出力容量を必要とします。
※充電不良の場合、またはフル充電されている場合は、赤LEDは点灯しません。
※点滅パターンが異なる場合でも、故障の状態ではございません。
Bデバイスの状態を確認する
フル充電されている状態でのご説明になります。
1ボタンを押してください。
【注意】ボタンはほとんど沈まないタイプ(約0.5mm程度)です。押した感覚がほとんどないかと思いますが、製品は正常です。
テストは屋外の見通しのいい場所が最適です。 屋内ではテストできません。
デバイスのボタンを長押し(約3~4秒程度)し、青色LEDが点灯したらボタンから指を離してください。
青LEDが約3~4秒間隔で点滅を開始します。
この状態はGPS衛星を探し、衛星と現在位置を捕捉している状況です。
捕捉場所の環境にもよりますが、最長でも約1分~2分程度で赤と青のLEDが同時点滅します。
この状態でGPS衛星を補足し、データログを取得している事が確認できます。
2GPS衛星の補足について
本デバイスは小型GPSチップを使用しております。車載カーナビなどのアンテナと異なり、GPS衛星の電波を補足するまで時間が必要です。
またGPS衛星の電波も、強い電波ではない為、建物内や周辺がビルで囲まれた環境で電波を受信することはできません。
車でご利用の場合、前面ダッシュボード上にて、ご確認ください。
3アプリ上で設定変更をされた場合
アプリのデバイス設定で、ボタンを押しても電源が入らない設定にされている場合があります。
詳しくは、下記ページ、またはスマホのアプリ内ユーザーガイドをご参照ください。
▶PC用「i-gotU GPS」本体とアプリの設定変更
【デバイスリセット方法】
i-gotU GPS の「デバイス設定」→「リセット」(1ページ目上部)のチェックボックスを選択→「更新」をクリック。
データ削除アラート画面が表示されるので「OK」をクリックでをクリックで、ハードウェアがリセットされます。
リセットが完了すると、デバイスはデフォルト(初期)状態に戻りますので、デバイスの動作確認をお願いいたします。
※デバイスリセット前は必ずデバイスにバッテリが残っている状況で行なってください。
※充電しながらのGPS取得はできません。
デバイスの設定は、「i-gotU GPS」アプリから行ないます。
詳しく記載されているので、下記ページをご確認ください。
▶PC用「i-gotU GPS」本体とアプリの設定変更
スマホ版は、アプリのユーザーガイドを参照してください。
ご参考
「デバイス設定」が灰色のまま、クリックできない場合はデバイスの充電切れの可能性があります。
一度「i-gotU GPS」を閉じて、本体を充電してください。
充電後、デバイスを外してから、アプリを起動させ、再度デバイスを接続することで、改善される場合がございます。
GPS ロガーを USB ポートに接続し、メインメニューバーの「デバイス設定」をクリックします。
最初のページに「リセット」のチェックボックスを選択→データ削除アラート画面が表示されるので「OK」をクリック→「次へ」をクリック、以降本体がリセットされます。
完全に初期化するためには、「デバイスログを消去します」のチェックボックスを選択してください。
デバイスリセットが完了すると、工場出荷状態に戻りますので、デバイスの動作確認をお願いいたします。
i-gotU GPSロガー GT-600B/GT120Bの補足するGNSS(Global Navigation Satellite System / 全球測位衛星システム)は、米国のGPS、日本の準天頂衛星(QZSS) です。
衛星電波は、どちらか強い方を自動選択し受信します。
受信衛星の選択機能はありません。
GPS
グローバル・ポジショニング・システム(英語: Global Positioning System, Global Positioning Satellite, GPS、全地球測位システム)の略で、アメリカ合衆国によって運用される衛星測位システムです。
QZSS
みちびき(準天頂衛星システム)と呼ばれる日本及びアジア太平洋地域向けに利用可能とする航法衛星システムです。
週次スケジュール の設定は下記方法でご確認いただけます。
下記に設定テスト方法を記載します。
1.本体をフル充電します。
2.デバイスリセット(工場出荷状態への初期化):一度デバイスをリセットしてください。
3.GT-600Bでログを取得し、ログデータをi-gotU GPSへダウンロードしてください。
4.週次スケジュール設定画面で、1時間設定を行ないます。
※現在時間が12:30の場合、12時~13時の設定を行ないます。設定時間から過ぎていてもスケジュール機能は動作いたします。
5. トラッキング間隔の設定は最短にするため。下図の設定でテストしてください。
トラッキング間隔の設定は下図の設定でテストしてください。
6.屋外の遮蔽物の少ない環境に持っていくと青ランプが点灯を始めます。
ログ取得が始まると青赤ランプが同時点滅いたします。スケジュール時間が過ぎるとランプが消灯します。
7.パソコンとGPSロガーを接続して、i-gotU GPSへログデータをダウンロードし、時間通りに動いたかログデータを確認いたします。
週次スケジュール機能の動作テスト方法は以上になります。
なをスケジュール設定は1日2か所まで設定可能です。
「i-gotU GPS」アプリは、国際化対応したアプリとして海外でも扱えるよう、CSV出力時の日時データについてはUTC(協定世界時)を採用しています。
「i-gotU GPS」アプリ上で日本時間で表示されている理由は、パソコンやスマートフォンのユーザータイムゾーンに合わせ、変換され画面表示しているためになります。
世界標準時間(UTC)と日本時間(JST)間では9時間の時差があります。
出力されたCSVは、アプリ使用でのデータ保存用を目的のため、表計算アプリ(Excelなど)で開いた場合、CSVデータのセルは特別な日時分秒設定として表示されます。
セル内の時間表示情報例:=”2023-04-24 07:13:04Z”
どうしても表計算アプリで確認したいなどの場合、関数変換で変更することは可能かと思いますが、弊社でのサポートは行っておりません。
GPSロガーは、充電が切れるか、内蔵メモリを使い切ると動作しなくなります。
i-gotU GPSの設定により、使用可能な時間を長くすることができます。
GPS ロガーを USB ポートに接続し、メインメニューバーの「デバイス設定」をクリックします。
デバイス設定画面が憑依jされるので、「トラッキング間隔」を変更します。
トラッキング間隔
1 秒から 60 分の範囲のトラッキングログ間隔を構成します。
トラッキングログ間隔が短い場合、デバイスのメモリ消費が早くなりますので、変更を推奨します。
スマートトラッキングの有効化
チェックを入れ設定するとトラッキング速度が変化するにつれて、記録間隔が指定された時間に変更されます。
循環記録
チェックを入れると GPS ロガーは、メモリが一杯になった場合でも記録を続けること ができます。メモリがいっぱいになると、デバイス内の最も古い記録が上書きされます。
充電が切れると動作は止まります。
GPSロガーには、内蔵メモリにログデータが保存されます。
内蔵メモリの保存領域がなくなった場合、ボタンを押しても動作しません。
i-gotU GPSにデータをダウンロードし、メモリを消去してください。
メモリが消去され、充電が残っている場合、ボタンは再度使用できます。
GPXデータ、CSVデータの出力は下記画面から行うことが出来ます。
1.出力したいログデータを選択
2.右クリックから、エクスポートを選択し出力可能です。
【GPX】ルートデータです。i-gotU GPSでデータを保存・共有する場合に利用します。
【CSV】ルートデータをカンマ区切りしたテキストデータです。
取り込んだログデータが、画面上に表示されず、地図表示できないまま、エラー画面が表示される場合がございます。
エラーが発生した場合、お客様がインストールしているウィルス対策ソフトの機能に原因がある場合がございます。
【現在判明している 問題を発生させるウィルス対策ソフトウェア】
●ESET(イーセット)セキュリティ ソフトウェア
●NTT西日本 セキュリティ対策ツール
※すべてのセキュリティソフトウェアで発生する問題ではありません。
※お客様のセキュリティ設定度合により発生することがございます。
※カスペルスキーの標準設定では、同様の問題は発生しておりません。
【原因と理由】
グーグルマップAPIの仕様上、i-gotU GPS上のログデータと地図データを送受信しているため、セキュリティ対策ソフトウェアのファイアウォール機能が問題のあるデータとしてデータの送受信を中止させる為。
【スクリプトエラー発生時のウィルスソフト原因の確認方法】
① i-gotU GPS を閉じる。
②お使いのセキュリティソフトウェアを停止させる。
③再度、 i-gotU GPS を起動させる。
④保存されているログデータをクリックし、グーグルマップ地図データが表示されることを確認。
以上の方法で、確認することが可能です。
はい。可能です。
但し、PCへの接続は1台ずつになります。
GPSロガー別の管理は、デバイス設定で可能です。
デバイス名を好きな名称に変更できるので、どのデバイスかを特定することができます。
複数GPSロガー使用時のデバイス名別表示例
【対処を実施する前に…】
はじめて使う方などで、GPSロガーに、ログが取得されていない状態で「ログデータがない」という問い合わせが非常に多いです。まず、ログデータの取得をお試しください。
下記の方法は使い慣れた方向けになりますので、マニュアルなどに記載の項目は外しています。
i-gotU GPSアプリをインストールし、GPSロガーに保存したログデータが検出されない場合
i-gotU GPSアプリ をアップデートした際に、 GPSロガー に保存したログデータが検出されない場合
下記方法にて改善される可能性がございます。
特に何度もアプリをインストール、アンインストールを繰り返している場合に発生している症状になります。
こちらの作業はPCの内部データを取り扱う上級編になりますので、データの作業につきましては、ご注意の上、作業を行なってください。
なお作業することで、ログデータがすべて消えます。
過去データがある場合、必ず下記の①と②のバックアップをお願いいたします。
過去データがない場合は、下記③から作業を行なってください。
———————————
【作業準備】
i-gotU GPS は閉じた状態
GPSロガーはPCとの接続されていない
Administrater(管理者権限)ユーザーでPCにログインしている事
ウィルス対策ソフトウェアは機能をオフにしている事
上記4点を確認してください。
———————————
【作業方法】
①ログデータを保存
ログデータの保存場所はどこですか?のトピックを参考にしてください。
※こちらは保存用のバックアップになります。
②ログデータをGPXファイルにエクスポートする。
1レコードずつ選択し、GPXファイルにエクスポートをクリックし、任意の場所に保存してください。
③隠しフォルダーの為、表示されない場合は、下記設定をお願いいたします。
コントロールパネル→フォルダーオプション→表示を選択→ファイルとフォルダーの表示→隠しファイル、隠しフォルダー及び隠しドライブを表示するを選択→適用
④完了したら、i-gotU GPSアプリを開き、GPSロガーをPCに接続してください。
⑤保存したGPXファイルからデータをインポートするを選択し、1レコードずつインポートしてください。
以上で作業は終了になります。
メインメニューバーの「ヘルプ アイコン」をクリックします。
ヘルプ 画面 で下記のように表示されるので、アプリのバージョン確認ができます。
アップデートのご案内は、製品サポートページで、適時行っております。
ワイヤレス通信で10m離れた距離までは、スマートフォンとワイヤレス接続できます。
但し、本製品はSIMカードを使用できませんので、10m以上離れた場所でのGPSデータ発信端末としての機能はございません。
あくまでも、デバイスで行動を記録(ロギング)し、PCやスマートフォンと接続することで、行動記録をデータ化し保存するものになります。
GPSロガーをバッテリが切れるまで使用した場合、下記症状が発生します。
・ボタンを押しても反応しない
・PCに認識されない
理由は、デバイスのバッテリが完全に空の状態のためです。
【解決方法】
1.PCに接続する際にも、デバイスには少量の充電容量が必要なため、まずGPSロガーを充電してください。
2. GPSロガー を充電後、一度ケーブルからデバイス取り外し、ランプ消灯後、PCに接続してください。
3.PCに繋いで充電していた場合は、一度ケーブルからデバイス取り外し、ランプ消灯後、再度接続してください。
しばらく使っていなかった場合でも、この方法で接続いただくと復帰します。
初期設定では、パスワードは設定されていません。
GPSロガー毎にパスワードは、ご自身で設定しています。
もしパスワードを忘れてしまった場合は、再設定方法はなく、リセット(初期化)することで、工場出荷時状態に戻す必要があります。
リセット完了後、パスワードは初期化されます。
リセット方法は、本ページの「本体をリセットするにはどうすればいいですか?」をご参照ください。
GPSロガー(GPSデバイス)のファームウェアアップグレード版をメーカー側が配布する場合がございます。
PCの場合
接続し使用していると下記の画面が開きます。
アップグレードをクリックして、ファームウェアをアップグレードしてください。
注意事項:ファームウェアのアップグレード中は、ケーブルを絶対に抜かないでください。
↓
スマートフォンの場合
PCと同様に、接続中にポップアップでアップグレード画面が開きますので、タップして勧めてください。
注意事項:ファームウェアのアップグレード中は、Bluetooth接続を絶対に解除しないでください。
・モバイルバッテリでの充電:GT-600B/GT120Bともに可能です。
・モバイルバッテリ電源供給での使用:GT-600Bのみ
※GT-120は外部電源非対応になります。
GT-600Bのみ、外付けのUSBモバイルバッテリの電源をオンにすることで、GPSをオンにする動作設定ができます。この設定では、内蔵バッテリーが無視され、外部電源に依存されます。
※週次スケジュール設定の場合、動作しません。
※この設定をした場合、内部バッテリは無効になります。
設定方法:
i-gotU GPSの「デバイス設定」→2ページ目
「充電開始時にGPSをオンに切り替える」を選択し、「次へ」をクリック。
▶PC用「i-gotU GPS」本体とアプリの設定変更(参考)
設定画面
※通常設定のまま、外付けのUSBモバイルバッテリなどをGPSデバイスのUSBへ接続すると、充電モードになり、GPSの記録がとまってしまいますので、動作時間は延ばせません。
PC上ののトラックデータの保存場所は下記になります。
個人データのバックアップが必要な場合は、必ずGPX、CSVデータ出力等を行ってださい。
※ファイルは隠しファイルとなりますので、表示設定をしてからご確認ください。
※Windows OS隠しファイル表示方法説明ページ(Microsoft社 外部リンク)
バックアップを取る際は、アプリを閉じてから、「i-gotU_GPS」フォルダごとコピーし、保存してください。
フォルダ内は、データベース形式で保存されています。
参考
パソコン買い替えなどで、i-gotU GPSのログデータを移動する場合は、
「i-gotU GPSフォルダ」をコピー保存し、変更するパソコンへ移動させてください。
尚、データの消失及び、変更、削除、損傷、その他に関連してユーザーが被ったデータ損害につき、賠償する責任を一切負わないものになります。
個人データのバックアップが必要な場合は、GPX、CSVデータ出力等を行ってください。
Time:年月日時分秒(UTC協定世界時間)※日本時間との時差マイナス9時間
Latitude:緯度
Longitude:経度
Altitude(m): GPS高度
Speed(km/h):移動最高速度
Course:度(直前のポイントより見た北から時計回りの度)
Distance(m):直前ポイントからの距離(m)
Satellites :デバイスが取得する衛星数
QCN:信号強度(最大23)
EHPE:推定水平位置誤差
※Speed(km/h) の補足
デバイスが動いていなくても、常に速度のデータ数値が反映されます。
理由は、GPS チップセットによって提供されるデータ速度が反映されている為です。
GPSは、長時間静止していても、緯度/経度が同じになることはないため、GPS チップセット自体が速度を計算した数値を出力します。
ただ数値が、実際速度を反映していない為、アプリアップデート時に修正される場合があります。
※EHPE の補足
デバイスが取得する衛星位置が離れている場合、位置情報の結果はより良くなり、衛星位置が近い場合、EHPE(推定水平位置誤差 )は大きくなります。
野生生物の監視による、i-gotU GPSロガーのEHPEの精度評価(英語ブログ リンク)
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0189020
GPSロガー用アプリ「i-gotU GPS」はGoogle Mapsと連携されています。
Google Mapsの仕様変更が発生した際は、マップ表示に不具合が発生することがございます。
その際には、アプリのアップデートが必要になりますが、Google社は仕様変更を突然行なわれることがございます。
i-gotU GPSアプリのアップデート配布までお時間をご猶予いただくことがございますことを、予めご理解賜りますようお願い申し上げます。
なを他の原因として、お客様のPCにインストールされているウィルスソフトウェアが問題を起こす場合がございます。
デバイスの設定は、「i-gotU GPS」アプリから行ないます。
詳しく記載されているので、下記ページをご確認ください。
▶PC用「i-gotU GPS」本体とアプリの設定変更
スマホ版は、アプリのユーザーガイドを参照してください。
ご参考
「デバイス設定」が灰色のまま、クリックできない場合はデバイスの充電切れの可能性があります。
一度「i-gotU GPS」を閉じて、本体を充電してください。
充電後、デバイスを外してから、アプリを起動させ、再度デバイスを接続することで、改善される場合がございます。
GPS ロガーを USB ポートに接続し、メインメニューバーの「デバイス設定」をクリックします。
最初のページに「リセット」のチェックボックスを選択→データ削除アラート画面が表示されるので「OK」をクリック→「次へ」をクリック、以降本体がリセットされます。
完全に初期化するためには、「デバイスログを消去します」のチェックボックスを選択してください。
デバイスリセットが完了すると、工場出荷状態に戻りますので、デバイスの動作確認をお願いいたします。
GPSが衛星信号から位置情報を受信し修正を行なう場合、遮蔽物がない状態で、晴天が理想です。
遮蔽物や建物、木の多い茂った場所、周囲の強い電波や電磁波がある環境では、GPS信号は正しく受信されません。
信号を受信できなかったポイントはログ記録として残っておりませんので、次に取得したポイントに移動します。
上記をご理解の上、少しだけですが、改善できる方法がございます。
1.最適化したいトラックを右クリックするとメニューがー表示されます。
2.「トラックの最適化」を選択し、クリックしてください。
3.トラックが複数ある場合は選択し、クリックしてください。
4.下記のようにポップアップ画面が開きます。チェックボックスや数値を変更することで、
ルートの平滑化、ルートの修正、冗長ウェイポイントを削除するのチェックを外すことで、記録されている余分な中間点を表示させることができます。
※初期設定では最適化が行われている場合がある為、改善されないことがございます。
週次スケジュール の設定は下記方法でご確認いただけます。
下記に設定テスト方法を記載します。
1.本体をフル充電します。
2.デバイスリセット(工場出荷状態への初期化):一度デバイスをリセットしてください。
3.GT-600Bでログを取得し、ログデータをi-gotU GPSへダウンロードしてください。
4.週次スケジュール設定画面で、1時間設定を行ないます。
※現在時間が12:30の場合、12時~13時の設定を行ないます。設定時間から過ぎていてもスケジュール機能は動作いたします。
5. トラッキング間隔の設定は最短にするため。下図の設定でテストしてください。
トラッキング間隔の設定は下図の設定でテストしてください。
6.屋外の遮蔽物の少ない環境に持っていくと青ランプが点灯を始めます。
ログ取得が始まると青赤ランプが同時点滅いたします。スケジュール時間が過ぎるとランプが消灯します。
7.パソコンとGPSロガーを接続して、i-gotU GPSへログデータをダウンロードし、時間通りに動いたかログデータを確認いたします。
週次スケジュール機能の動作テスト方法は以上になります。
なをスケジュール設定は1日2か所まで設定可能です。
「i-gotU GPS」アプリは、国際化対応したアプリとして海外でも扱えるよう、CSV出力時の日時データについてはUTC(協定世界時)を採用しています。
「i-gotU GPS」アプリ上で日本時間で表示されている理由は、パソコンやスマートフォンのユーザータイムゾーンに合わせ、変換され画面表示しているためになります。
世界標準時間(UTC)と日本時間(JST)間では9時間の時差があります。
出力されたCSVは、アプリ使用でのデータ保存用を目的のため、表計算アプリ(Excelなど)で開いた場合、CSVデータのセルは特別な日時分秒設定として表示されます。
セル内の時間表示情報例:=”2023-04-24 07:13:04Z”
どうしても表計算アプリで確認したいなどの場合、関数変換で変更することは可能かと思いますが、弊社でのサポートは行っておりません。
GPXデータ、CSVデータの出力は下記画面から行うことが出来ます。
1.出力したいログデータを選択
2.右クリックから、エクスポートを選択し出力可能です。
【GPX】ルートデータです。i-gotU GPSでデータを保存・共有する場合に利用します。
【CSV】ルートデータをカンマ区切りしたテキストデータです。
Time:年月日時分秒(UTC協定世界時間)※日本時間との時差マイナス9時間
Latitude:緯度
Longitude:経度
Altitude(m): GPS高度
Speed(km/h):移動最高速度
Course:度(直前のポイントより見た北から時計回りの度)
Distance(m):直前ポイントからの距離(m)
Satellites :デバイスが取得する衛星数
QCN:信号強度(最大23)
EHPE:推定水平位置誤差
※Speed(km/h) の補足
デバイスが動いていなくても、常に速度のデータ数値が反映されます。
理由は、GPS チップセットによって提供されるデータ速度が反映されている為です。
GPSは、長時間静止していても、緯度/経度が同じになることはないため、GPS チップセット自体が速度を計算した数値を出力します。
ただ数値が、実際速度を反映していない為、アプリアップデート時に修正される場合があります。
※EHPE の補足
デバイスが取得する衛星位置が離れている場合、位置情報の結果はより良くなり、衛星位置が近い場合、EHPE(推定水平位置誤差 )は大きくなります。
野生生物の監視による、i-gotU GPSロガーのEHPEの精度評価(英語ブログ リンク)
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0189020
「.Net Frameworks」は、Windowsに入っている、プログラムを動かすための環境ファイルです。
「.Net Frameworks」 がインストールされていない場合、「i-gotU GPS」アプリは動作しません。
ほとんどのWindows PCには、初期状態でインストールされています。
Windowsを初期化した場合などに再インストールする必要があるものです。
またmicrosoft アプリを利用していない場合、インストールされていない場合があります。
必須ファイルのため、ダウンロードして、PCにインストールしてください。
・Microsoft .Net Framework (Windows 専用フリーソフト)
Microsoft社ダウンロードサイト(外部リンク)
https://dotnet.microsoft.com/ja-jp/download/dotnet-framework
「i-gotU GPS」アプリは、国際化対応したアプリとして海外でも扱えるよう、CSV出力時の日時データについてはUTC(協定世界時)を採用しています。
「i-gotU GPS」アプリ上で日本時間で表示されている理由は、パソコンやスマートフォンのユーザータイムゾーンに合わせ、変換され画面表示しているためになります。
世界標準時間(UTC)と日本時間(JST)間では9時間の時差があります。
出力されたCSVは、アプリ使用でのデータ保存用を目的のため、表計算アプリ(Excelなど)で開いた場合、CSVデータのセルは特別な日時分秒設定として表示されます。
セル内の時間表示情報例:=”2023-04-24 07:13:04Z”
どうしても表計算アプリで確認したいなどの場合、関数変換で変更することは可能かと思いますが、弊社でのサポートは行っておりません。
取り込んだログデータが、画面上に表示されず、地図表示できないまま、エラー画面が表示される場合がございます。
エラーが発生した場合、お客様がインストールしているウィルス対策ソフトの機能に原因がある場合がございます。
【現在判明している 問題を発生させるウィルス対策ソフトウェア】
●ESET(イーセット)セキュリティ ソフトウェア
●NTT西日本 セキュリティ対策ツール
※すべてのセキュリティソフトウェアで発生する問題ではありません。
※お客様のセキュリティ設定度合により発生することがございます。
※カスペルスキーの標準設定では、同様の問題は発生しておりません。
【原因と理由】
グーグルマップAPIの仕様上、i-gotU GPS上のログデータと地図データを送受信しているため、セキュリティ対策ソフトウェアのファイアウォール機能が問題のあるデータとしてデータの送受信を中止させる為。
【スクリプトエラー発生時のウィルスソフト原因の確認方法】
① i-gotU GPS を閉じる。
②お使いのセキュリティソフトウェアを停止させる。
③再度、 i-gotU GPS を起動させる。
④保存されているログデータをクリックし、グーグルマップ地図データが表示されることを確認。
以上の方法で、確認することが可能です。
Windows PCとGPSロガーのワイヤレス接続は、非対応です。
付属USBケーブルをお使いください。
ワイヤレス接続は、スマートフォンでのみ可能です。
PCに「i-gotU GPS」アプリがインストールできないというお問い合わせがたまにございます。
主な原因は、Windowsの「Sモード」や「ウィルス対策ソフトが起動している」、「セキュリティ設定を高くしている」などがあげられます。
また、インストールの確認画面が、表示されず、下部のバー部分に表示されるようになってしまうパソコンもございます。この際は、バーから確認画面をクリックすることで表示されます。
これらの原因は、ご使用のパソコン機種や設定により異なるため、情報提供やユーザーのPC知識の違いもあるため、サポート担当者も非常に苦労するところです。 そのため、インストール方法の説明を記載しておりますが、解決方法の参考として、
「windows10 アプリインストール 進まない」
「windows11 アプリインストール 進まない」
などのキーワードで検索いただくと、
「パソコン博士の知恵袋」サイトなどで、非常に詳しく説明されております。
お困りの差異は、ご参照くださいませ。
インストールされているGPSロガー用ドライバが破損している場合、「i-gotU GPS」の再インストールが必要です。
※重要※ 再インストール時は、プログラムの削除をしないでください。ログデータも削除されてしまいます。
ドライバとは、動作させるシステムプログラムです。駆動装置、推進力などの意味があります。デバイスドライバとも言い、PC内蔵機器や周辺機器を動かすためのファイルです。
最初に疑う原因は主に6つです。
・付属ケーブルの故障
・パソコンのUSBポート故障
・ドライバの破損
・ユーザー権限が 管理者(administrator) ではない
・パソコンを包括的にシステム管理されている
・PCのセキュアブート機能オンになっている
それぞれの原因について記載します。
・付属ケーブルの故障の場合
コネクタの破損や断線などが発生している可能性があります。
GT-600B/GT1-20Bの付属ケーブルは、USB-A→microUSB-Bの送受信可能タイプです。汎用タイプなので、市販商品の使用が可能です。
※付属ケーブルは初期不良時のみ、保証対象です。
・パソコンのUSBポート故障
パソコンのUSBポートが複数ある場合、別のポートに挿してお試しください。
パソコンに付属のUSBコネクタの故障は少なくありません。
「USB端子口 故障」のキーワードでネット検索するとたくさんの事例や対処法が表示されます。
・ドライバの破損
インストールされているPCドライバが破損している場合があります。
この場合、「i-gotU GPS」の再インストールが必要です。
※重要※ 再インストール時は、プログラムの削除をしないでください。
ドライバとは、動作させるシステムプログラムです。駆動装置、推進力などの意味があります。デバイスドライバとも言い、PC内蔵機器や周辺機器を動かすためのファイルです。
・ ユーザー権限が 管理者(administrator) ではない
PCにデバイスが認識しないパターンでよくあるのが、PCにアクセスしているユーザー権限が、管理者でない場合に発生します。
i-gotUをお使いの場合、必ずPCの管理者(administrator)権限を持つユーザーでご使用ください。
・パソコンを包括的にシステム管理されている
管理者権限のない場合、また法人企業や公務でお使いのPCの場合、セキュリティ上、認識されない場合がございます。
上記につきましては、当社では対応できませんので、システム管理者の方にご確認ください。
なを、お客様のログインアカウントがAdministrator(管理者権限)かどうかは、OSバージョンにより異なります。
「管理者権限 windows」 のキーワードでネット検索するとたくさんの確認方法が表示されます。
PCがセキュアブート機能オンになっている場合の問題
まれに、パソコンのSecureboot(セキュアブート)機能がオンになっている場合、i-gotUデバイス認識しない問題が発生する場合あります。。
i-gotU GPSシリーズのインストーラはセキュアブートが有効になっている場合、i-gotUのデバイス認識や「i-gotU GPS」をインストールすることができません。
この場合、Secureboot(セキュアブート)機能を無効にすることで、使用することが可能です。
「セキュアブート 無効化」 のキーワードでネット検索するとたくさんの確認方法が表示されます。
パソコンの知識がない方は、パソコンメーカーに確認、作業を行なってください。
弊社ではPCシステム設定の変更によるパソコンへの影響を保証することができませんので、ご自身の責任で作業を行なってください。
【対処を実施する前に…】
はじめて使う方などで、GPSロガーに、ログが取得されていない状態で「ログデータがない」という問い合わせが非常に多いです。まず、ログデータの取得をお試しください。
下記の方法は使い慣れた方向けになりますので、マニュアルなどに記載の項目は外しています。
i-gotU GPSアプリをインストールし、GPSロガーに保存したログデータが検出されない場合
i-gotU GPSアプリ をアップデートした際に、 GPSロガー に保存したログデータが検出されない場合
下記方法にて改善される可能性がございます。
特に何度もアプリをインストール、アンインストールを繰り返している場合に発生している症状になります。
こちらの作業はPCの内部データを取り扱う上級編になりますので、データの作業につきましては、ご注意の上、作業を行なってください。
なお作業することで、ログデータがすべて消えます。
過去データがある場合、必ず下記の①と②のバックアップをお願いいたします。
過去データがない場合は、下記③から作業を行なってください。
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【作業準備】
i-gotU GPS は閉じた状態
GPSロガーはPCとの接続されていない
Administrater(管理者権限)ユーザーでPCにログインしている事
ウィルス対策ソフトウェアは機能をオフにしている事
上記4点を確認してください。
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【作業方法】
①ログデータを保存
ログデータの保存場所はどこですか?のトピックを参考にしてください。
※こちらは保存用のバックアップになります。
②ログデータをGPXファイルにエクスポートする。
1レコードずつ選択し、GPXファイルにエクスポートをクリックし、任意の場所に保存してください。
③隠しフォルダーの為、表示されない場合は、下記設定をお願いいたします。
コントロールパネル→フォルダーオプション→表示を選択→ファイルとフォルダーの表示→隠しファイル、隠しフォルダー及び隠しドライブを表示するを選択→適用
④完了したら、i-gotU GPSアプリを開き、GPSロガーをPCに接続してください。
⑤保存したGPXファイルからデータをインポートするを選択し、1レコードずつインポートしてください。
以上で作業は終了になります。
Windows 10、Windows11には、S モードという、アプリストア以外からのアプリ のインストールができなくする機能が搭載されています。
「i-gotU GPS」アプリをインストールするためには、この機能をオフにする必要があります。
Sモードをオフにする方法
▶Microsoft サポートサイト
Microsoft サポートサイトでわかりにくい場合、
「windows10 Sモード 解除」などのキーワードでグーグル等で検索することで、Sモードの解除方法が詳しく記載されたページがございます。
ご参照の上、お試しください。
GPSロガーとパソコンの接続確認は、PCのデバイスマネージャーで確認できます。
PCにGPSロガーを接続し、検索窓に「デバイスマネージャー」と入力することで表示されるので、クリックして開きます。
デバイスマネージャーの「ポート(COMとLPT)」をダブルクリックすると、
USBシリアルデバイスとして、確認可能です。(※COMポートの番号はPCに割り当てられるので異なります)
もし、 黄色△マークが出ている場合、またはその他のデバイスとして認識されている場合は、ドライバが破損しているため、パソコン上で認識されていない状況です。
この場合、「i-gotU GPS」の再インストールすることで、ドライバは修復されます。
※重要※ 再インストール時は、プログラムの削除をしないでください。
すべてのログデータが削除されてしまいます。
GPSロガー(GPSデバイス)のファームウェアアップグレード版をメーカー側が配布する場合がございます。
PCの場合
接続し使用していると下記の画面が開きます。
アップグレードをクリックして、ファームウェアをアップグレードしてください。
注意事項:ファームウェアのアップグレード中は、ケーブルを絶対に抜かないでください。
↓
スマートフォンの場合
PCと同様に、接続中にポップアップでアップグレード画面が開きますので、タップして勧めてください。
注意事項:ファームウェアのアップグレード中は、Bluetooth接続を絶対に解除しないでください。
PC上ののトラックデータの保存場所は下記になります。
個人データのバックアップが必要な場合は、必ずGPX、CSVデータ出力等を行ってださい。
※ファイルは隠しファイルとなりますので、表示設定をしてからご確認ください。
※Windows OS隠しファイル表示方法説明ページ(Microsoft社 外部リンク)
バックアップを取る際は、アプリを閉じてから、「i-gotU_GPS」フォルダごとコピーし、保存してください。
フォルダ内は、データベース形式で保存されています。
参考
パソコン買い替えなどで、i-gotU GPSのログデータを移動する場合は、
「i-gotU GPSフォルダ」をコピー保存し、変更するパソコンへ移動させてください。
尚、データの消失及び、変更、削除、損傷、その他に関連してユーザーが被ったデータ損害につき、賠償する責任を一切負わないものになります。
個人データのバックアップが必要な場合は、GPX、CSVデータ出力等を行ってください。
付属しているUSBケーブルは、
microUSB端子(デバイス側)とUSB-A端子(パソコン側)です。
付属ケーブルはデータ転送と給電の両方に対応しているケーブルです。
必ず、両対応しているケーブルをご用意ください。
給電専用ケーブルをご使用の場合、「デバイス設定」を開くと
「読み取り専用」という文字が表示されます。
※英語の誤訳で、実際は充電専用の意味になります。
GPSロガー用アプリ「i-gotU GPS」はGoogle Mapsと連携されています。
Google Mapsの仕様変更が発生した際は、マップ表示に不具合が発生することがございます。
その際には、アプリのアップデートが必要になりますが、Google社は仕様変更を突然行なわれることがございます。
i-gotU GPSアプリのアップデート配布までお時間をご猶予いただくことがございますことを、予めご理解賜りますようお願い申し上げます。
なを他の原因として、お客様のPCにインストールされているウィルスソフトウェアが問題を起こす場合がございます。
i-gotU GPSデバイスは必ず付属のソフトウェア「i-gotU GPS」との同期が必要になります。
スマホ用アプリのみでも利用できますが、本体のファームウェアアップデート時にWindows PCが必要なため、必須項目となっています。
・ソフトウェア対応OS;Windows 8/8.1/10 (2022年9月現在)
・必須ブラウザ: Microsoft Edge / Internet Explore 11
・Microsoft .Net Framework (Windows 専用フリーソフト)
▶Microsoft社ダウンロードサイト(外部リンク)
※Windowsに入っている、プログラムを動かすための環境ファイルです。ほとんどのPCには、すでにインストールされていますが、Windowsを初期化した場合などに再インストールする必要があります。
旧OSにつきましては、Microsoft社及びGoogle社のGoogle Mapsのサポートと適応終了に伴い、対応表から外されることになりました。ご了承くださいませ。
※Mac及びLinuxでご利用可能とのインターネット上での情報もございますがサポート及び、動作保証につきましては対象外となります。保証対応及び、ご質問にはお答えできませんので、ご了承くださいませ。
※Windowsのアップデートが原因で発生した問題の解決には、検証に時間がかかることがございます、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
設定を押しても「読み取り専用」と表示される場合、いくつか考えられる原因があります。
1.iPhoneまたはスマートフォン版「i-gotU GPS」とPC用アプリをご使用の場合
iPhoneまたはスマートフォンのBluetoothをオフにしてください。
理由:2つのアプリで同時接続はできないため。
2.ご自身で用意したケーブルで接続している場合
付属ケーブルを利用していない場合、充電専用ケーブルの可能性がございます。
本製品に付属のケーブルは、データ通信+充電両対応です。
お持ちのケーブルを利用する際は、必ず、データ通信+充電両対応ケーブルをご使用ください。